2010年3月7日日曜日

禁煙9ヶ月経過

ある日飲み会があり、酒を飲んでいた。
周りがみんなタバコを吸っていた。
吸いたかったというか、吸っても大丈夫な自分を見せたかったというか。
こんなものすぐやめれる自信がある、と思ってタバコを吸った。

これまで9ヶ月禁煙してきた。
最近は臭いも嫌いになってきた。
一生禁煙を続けられる自信があった。
にもかかわらず、魔が差したのか。
タバコを吸ってしまった。

スゴーくうまかった。
うまいというと語弊がある。味はしないのだがとても安堵感があるのだ。
久しぶりに会うことができた。ほっとした。

立て続けに次のタバコに火をつけた。
もう止まらなかった。
こんなにいいものやめられるわけがないと思った。

とてもいい気分になった。
我慢したいたものが久々に手に入った。
話も進むし、酒も進む。
左手にタバコを挟み、右手にビールのコップ。
幸せな時間が戻ってきた。

気づいたらタバコが一箱空になっていた。
とうとう喫煙者に戻ってしまった。
禁煙に成功したと思っていたのに。
あんなに偉そうに禁煙のメリットを話していたのに。

ここでぱっと目が覚めた。
夢だったのだ。 


禁煙9ヶ月にしてようやくニコチンの断末魔といわれる
『タバコを吸った夢』を見た。
夢だったにも関わらず目覚めの悪い朝になった。
その後も禁煙はつづいている。




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