禁煙10日目

今日も楽勝の1日。夕食前の薬切れの症状も見られない。少しずつタバコのにおいに敏感になってきたような気がする。喫煙者が近づくとわかるようになった。車も同じ。そういえば子供の頃タバコ吸っているお年よりは口とかににおいが染み付いていやだったなと不意に思い出した。

ただこの薬を服用してから、寝覚めがものすごく悪くなった。朝も悪いし、昼寝からの寝覚めも悪い。これが睡眠障害だろうか。まあ、酒もあまり飲まなくなったので、寝る時間が遅くなっているので、単なる睡眠不足の感じもするのだがそれにしても朝が辛い気がする。

それでも禁煙した長所がたくさんあるので良かったと思っている。10数年も毎日毎日吸い続けてきたタバコがなくなったので気にならないわけではない。常に喫煙していた頃と今の違いを感じてみたり、禁煙始めて何日とか考えてみたり、思ったよりタバコのことを考えてはいるが、これも時間がたてば考えなくなってくるのだろう。

禁煙を周囲に宣言してから話を聞くとやめたいと思っている人が数人いた。多くが職場環境が禁煙（空港勤務）の人であった。私もそうだったが、周囲が喫煙者ばかりだと喫煙していてもなんとも思わないが、いざ禁煙の場所にいき、我慢しようと思っても我慢できない時自分の異常さに気づく。好きで吸っていると思っていたのにいつの間にかタバコに支配されていた。

もう自分の意思では抜けられなくなってしまっていた時（ホントに強い人は抜けられるのだが）は、中毒の恐ろしさを感じた。麻薬なんかはもっと強いのだろう。くわばらくわばら。私なんかが使った日には絶対に抜け出せないに違いない。

そういえば昨日喫煙者からこういわれた。「こいつ薬なんか使って禁煙してる」
これは本当に禁煙したかったら自分の意思でやめるもんだという意味だったろうが、中毒症状の異常さに気づき、大げさだが自分のこれからを改善するために薬を使い、今変わりつつある。薬なんかといわれても苦にならなかった。飲み薬で直るんだもの、いい時代に生まれたよ。

ステータス： 主任
卒煙日： 2009年 5月 22日（40本-16年）
卒煙からの日数： 0年 0ヶ月 10日 0時間 22分
延びた寿命： 1日と12時間43分
節約できた金額： 6009円（節税分 3788円）
節煙本数： 2カートン 34.05ｍ 薬師寺の東塔